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皆さんこんにちは!
株式会社TRM、更新担当の中西です。
今回は、不具合の適切な対処法
ということで、ここでは、空調設備に不具合が発生した際に、設備業者として取るべき適切な対処法を段階的に解説します。
空調設備は、日常生活や業務環境の快適性を保つ上で欠かせない存在です。しかし、どれほど優れた機器でも、経年劣化や外部要因により不具合は避けられません。
最初に重要なのは、現場の状況や利用者の声を的確に把握することです。
「いつから異常があるか」
「どんな症状があるか(音・匂い・効き具合など)」
「どの部屋・エリアに影響しているか」
室内外ユニットの状態
フィルターやフィンの汚れ
エラーコードの確認(業務用は表示機あり)
不具合の原因には多くの要素が関わるため、論理的なアプローチが求められます。
冷媒圧の測定(冷媒漏れの可能性)
電圧・電流の測定(モーターやコンプレッサーの異常)
排水系統の確認(水漏れ時)
フィルター清掃や交換
部品のゆるみの調整や固定
ドレンホースのつまり除去
部品交換(基板・センサー・コンプレッサーなど)
冷媒充填作業(資格者のみ対応可)
配管工事やユニットの交換
注意点:施工記録の記入と、作業後の動作確認は必ず実施しましょう。
不具合が解決した後も、同じトラブルが再発しないよう予防策が重要です。
定期点検の提案(年1~2回のメンテナンス契約)
機器の使い方やフィルター清掃頻度のアドバイス
故障履歴の記録と分析
空調設備の不具合は、迅速で正確な対処が求められる場面です。利用者との円滑なコミュニケーション、技術的な知識、そして的確な対応能力が、設備業者としての信頼に直結します
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皆さんこんにちは!
株式会社TRM、更新担当の中西です。
今回は、不具合の注意点
ということで、ここでは、空調の不具合の代表的な特徴と、注意すべきポイントを詳しく解説します♪
空調設備業において、空調機器の不具合は避けて通れない課題です。不具合が発生すると快適性が損なわれるだけでなく、健康リスクや業務効率の低下、エネルギー消費の増加にもつながります。
冷房や暖房の効果が弱い場合、以下のような原因が考えられます:
冷媒ガスの漏れ
室内外ユニットのフィンやフィルターの詰まり
コンプレッサーの劣化
異常音や振動は、ファンモーターやベアリングの劣化、部品のゆるみなどによって引き起こされます。放置すると大きな故障につながる可能性があります。
ドレンパンやドレンホースの詰まり、もしくは勾配不良によって水漏れが発生することがあります。これは建物の内装に悪影響を及ぼすため、早期の対処が必要です。
カビや雑菌が内部に繁殖している場合、異臭が発生します。衛生面でのリスクが高まるため、定期的な清掃とメンテナンスが不可欠です。
年に1〜2回の定期点検で、異常の早期発見・早期対応が可能になります。業務用設備の場合は季節の変わり目に点検を行うと効果的です。
フィルターの汚れは風量低下や空気の質の悪化に直結します。家庭用でも月に1回程度の清掃を推奨します。
素人判断で分解や修理を行うと、かえって症状を悪化させることがあります。必ず専門業者に依頼しましょう。
設置場所の風通しや室温条件も重要です。日射の強い場所や換気不十分な空間では機器に負荷がかかりやすくなります。
空調機器の不具合は、初期対応を誤ると大きな修理費用や機器の寿命短縮につながります。日常的なメンテナンスと専門業者による点検を組み合わせることで、長期的に安定した稼働を実現できます。
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